賃貸ガレージハウス第1号の誕生秘話! 〜FLAT4〜
ストーンズでは、「FLAT4」「Calm5」「GARAGEHOUSE SAKADO」「港北B.B.ガレージ」といった4つの賃貸ガレージハウスをプロデュースしてきました。これらの物件は、築年数が10年を超えるものも含まれており、その平均稼働率は97.9%、家賃の平均下落率はわずか0.17%という驚異的な安定性を誇ります。この実績は、ストーンズの看板商品としてTVでも取り上げられるなど、高い評価を得ています。
ストーンズが賃貸ガレージハウスのプロデュースに乗り出したのは、2007年の「FLAT4」からです。このプロジェクトは、オーナー様からの「自宅を建て替えたい」というご相談から始まりました。
計画地は、南西側に6階建のマンションがあり、冬場の日当たりが午前中だけに限られるという、賃貸事業には不向きな立地条件でした。また、溝の口駅からバスでのアクセスが必要な場所で、競合のハウスメーカーはシングル向け12世帯のサブリースを提案していました。
ストーンズはこの立地条件を逆手に取り、東名川崎ICや246号線へのアクセスの良さに注目し、車好きの富裕層をターゲットにしたガレージハウスの提案を行うことにしました。バス便の立地であることから、駅までの距離を気にしない車を所有している人々をターゲットに、間取りは日当たりの悪さを考慮して「セカンドハウス」としての使い方に割り切ることにしました。
ガレージハウスの1階部分は、高級スポーツカーを所有する人にとって理想的な、屋根付きでセキュリティが確保された駐車スペースとしました。2階部分は、都心からのアクセスが良いことを生かして、週末や休暇に気軽に訪れることができるセカンドハウスとしての住空間を提供しました。また、入居者同士の自然なコミュニケーションを促進するために、4棟の建物を敷地中央に向かうように配置しました。
この賃貸ガレージハウスのプロジェクトは、当初、まだ市場に認知されておらず、入居者探しには大変な苦労が伴いました。自社ホームページに専用ページを設け、雑誌の取材を受けるなどして徐々に認知度を高め、最終的には満室となりました。それ以来、この物件は大変な人気を博し、現在でも50組を超える希望者がリストアップされ、毎月数名のお問い合わせが続いています。
こうして、ストーンズにとって初の試みだった賃貸ガレージハウス事業は、見事に成功を収めることができました。この成功は、ストーンズのプロデュースにおける企画力とマーケティング戦略がいかに優れているかを示す一例となりました。