Riso Casa 内覧会を開催しました!
昨年の7月より工事が着工したストーンズプロデュース新築物件が竣工を迎え、先日、オーナー様向け内覧会を開催しました。ご来場いただいたオーナー様からは、『キッチンが大きくて、料理が楽しくできそうだね』『内装デザインがいいね』『3階の勾配天井は、山小屋みたいな雰囲気でいいね』などありがたいお言葉をたくさんいただきました。この度は、多くのオーナー様にご来場いただき誠にありがとうございました。
元々あったアパートは築35年ほどで、4部屋中2部屋が退去していた状況でした。またオーナー様はアパートの隣でお米屋さんを営んでおり、不測の事態でもお米の安定供給ができるように、近くにお米の倉庫がほしいと考えていました。そこで、1階部分を倉庫に2・3階部分を賃貸住戸とする建替えを実行することになりました。
計画地が駅から近いため、ターゲットは単身者とディンクスとしました。コンセプトは忙しい日々を癒してくれる『ホテルのような上質の空間』として、洗練された落ち着きのある魅力的なデザインとしてます。間取りは1LDKで、LDKと洋室は3枚引き込み戸で間仕切り、戸を引き込むと大きなワンルームとして使用できるのが特徴です。
また、コロナ禍の影響から家で過ごすことが多くなり、ストーンズでも騒音に関するリクエストが増えています。そのような中、今回のプランは各階が1世帯のみで隣り合う部屋がないため、上下階の床衝撃音に対して遮音マットを施し、音の問題を低減するようにしました。毎日帰りたくなる心休まる静かな空間となるように、機能とデザインが兼ね備えられたプランとなっています。
ストーンズおススメポイント!~
LDKと寝室の間には間仕切り戸を設置。間仕切り戸を閉めれば、一瞬でベッドルームを隠すことができます。
デッドスペースを活用して、TV置き場の上部に棚を設置!
寝室の一角に窓もあり、明るいワークスペースを。
見せるキッチンのため、内装デザインに合わせてマットなブラックのキッチンタイルを使用しています。
キッチン横にはパントリーを設置。電子レンジやごみ箱を置くことできます。
洗濯機上部のデッドスペースに棚とタオル掛けを設置。
浴室に窓を設置。
オリジナル館銘板デザイン。
来場者プレゼントはオーナー様が経営するお米屋さんのお米でした。ここでしか購入できない有機栽培の特別米です!
ストーンズでは、賃貸事業に特化した強みや経験を活かして、専任の建築士やデザイナーが新築プロデュースの企画・設計を行っています。建替えをご検討のオーナー様はぜひ一度、ご相談ください。
教えて!くまさん番外編
貸主にとって理不尽な普通借家契約
老朽アパート(賃料2万6500円)の立退料1世帯平均522万円。老朽ビルの居酒屋(賃料8万8457円)の立退料1156万1000円。老朽木造建物のラーメン店(賃料約13万9000円)の立退料1556万4000円。それぞれ事情は異なりますが、これらはリアルな裁判例です。貸主からみればインパクトのある金額だと思います。今回はこれらの原因ともいえる普通借家契約の成り立ちについてご紹介します。
日本の歴史の中で、借家権(借主が一定の賃料を支払うことと引き換えに、賃貸物件の使用、収益を行なう権利)は最初からこのような強い権利ではありませんでした。民法の特別法である『借地法』『借家法』が大正10年(1921年)に制定され、昭和16年(1941年)に改正されるまでの間、借地は最短20年で土地所有者に返される『定期借地』であり、借家も契約期間満了により家主に返さなくてはならない『定期借家』でした。
それが、いわゆる戦時立法として昭和16年に改正され、契約期間満了により戦線にいる兵士の家族が家を失っては困るということで、契約期間満了時に貸主に正当事由がない限り、契約は自動的に更新されることとなりました。これを『法定更新』といいます。これにより、借りたものは返すのが当たり前であったものが、永遠に返さなくても良くなりました。そして、戦後も空前の住宅難により戦時立法は元に戻らず、戦時立法なのでやはり平時はおかしなことになります。そのような経緯で現在の『借家権』は貸主から契約解除などの申し入れをしたときのみ、立退料として価格を形成する異常な権利となり、今も法定更新や正当事由という制度は続いています。
その後、平成12年3月に定期借家制度が施行されました。これを機に、ストーンズは貸主にとって理不尽な状況を正すべく、新規契約より原則すべての管理物件で定期借家契約を運用しています。定期借家を上手に活用することで、例えば定期借家契約は通常の賃料より安くしなければならないと思われているオーナー様が多いと思いますが、普通借家と同水準の賃料で入居者を確保できたり、コロナ禍で増えた騒音トラブルを解決できたり、計画的に将来の立退料対策をすることができます。
ご興味のあるオーナー様は是非ストーンズまでご連絡ください。
はじめまして、作物班の石原です。これまでストーンズ自然塾プロジェクトでは、11月の収穫祭の時期に収穫できる野菜をメインに育ててきました。しかし、今年は収穫祭とは違うイベントを夏に開催する計画をしていますので(詳細は次月号でお知らせします!)、作物班では夏野菜をメインに、野菜に詳しいスタッフと南足柄市でどんな夏野菜が育てられるか、もらって嬉しい野菜は何かを考えました。
その結果、夏と言えば『ゴーヤ』と『枝豆』、どんな料理でも大活躍で栄養たっぷりな『ニンジン』や『かぼちゃ』、色鮮やかな『パプリカ』などを育てることにしました。やっぱり夏バテ防止の栄養たっぷり野菜が1番ですよね♪
4月は野菜作りにおいて1番大切な土作りの始まりです!まずは土の状態を調べる土壌調査を行い、各野菜にとって足りない成分があれば肥料を使いそれぞれの野菜に合った土にしていきます。5月中旬までに6種類全ての種まきを終わらせなければ8月の収穫に間に合いません。そのため4月〜5月は大切な土づくり、種まきや苗植えと大忙しですが、栄養たっぷり愛情たっぷりの美味しい野菜をみなさまに届けられるよう頑張ります!ストーンズ初の夏野菜をお楽しみに♪