教えてクマさんコーナー「番外編」
賃貸住宅管理業法の登録制度
~ 管理会社は国への登録が 義務化されました ~
オーナーの皆様に賃貸業界にかかわる法律をわかりやすくお届けする『教えてクマさん!』コーナー。2022年は民法改正を中心に年4回の連載を予定していたところですが、今回は番外編と題しまして、2022年6月16日に新たな節目を迎えました『賃貸住宅管理業法』の登録制度についてお話をさせていただきます。
2021年6月15日に賃貸住宅管理業法に基づく登録制度が施行され、賃貸住宅の管理戸数が200戸室以上ある管理会社は国への登録が義務化されました。そして、1年の経過措置期間を経て、2022年6月16日より無登録で管理業務を行った場合には、1年以下の懲役や100万円以下の罰金の対象となり、加えて宅建業の欠格事由ともなるため営業停止などのリスクが生じることとなりました。
これにより、賃貸住宅の管理戸数が200戸室以上(自己所有物件、事業用物件はカウントしません)で且つ賃貸住宅の管理業を営んでいる本店及び支店は国に登録することとなりましたが、賃貸仲介業のみを営んでいる支店などは登録の対象外となります。今後は立入検査が実施されることなども広報されていますので、無免許の管理会社とのお付き合いには注意が必要です。
賃貸住宅管理業法には他にもいろいろな規制がありますが、今回はひとまず国への登録が義務化されたことをお伝えさせていただきました。当然のことながらストーンズはすでに登録済みですが、免許を保有している管理会社であるか、無免許の管理会社であるかを確認する方法としては、国土交通省の『建設業者・宅建業者等企業情報検索システム』にて確認ができますので一度確認されることをお薦めします。
リノッタLIFE 内覧会開催しました!
【リノッタ ライフ】は、300種類以上ある魅力的なコンセプトからテーマを選ぶだけで”決まるお部屋”を造ることができるリノベーション製品です。地元の管理会社だからこそできるマーケット分析により、入居者様のターゲット層を明確にし、最適なデザインをご提案します。
今回、内覧会を開催したお部屋はこのリノッタライフのリピーター物件で、4部屋目となる工事でした。テーマは『RUSTIC LIFE – 素朴に素直に -』どこか懐かしさを感じるパーケット柄の床が特徴的なお部屋です。
こちらの物件のターゲットは30~40代のディンクス及びファミリーのため、落ち着きつつも遊び心のある空間を演出したデザインにしました。結果、大変好評で工事開始1週間後に申込、そのままご契約へと繋がりました。家賃も10,000円UPしています!
内覧会当日は、同じような間取りをお持ちのオーナー様、同じエリアに物件をお持ちのオーナー様などにお越しいただきました。皆さま、いつものリフォームと違うデザインに興味津々で、『デザインに統一感があって参考になった』等のお声をいただきました。
ストーンズでは、これからも様々な物件でこのようなリノベーション内覧会を開催し、少しでもオーナー様の今後の賃貸経営の参考になればと考えています。なかなかご所有物件以外のお部屋を見る機会は少ないと思いますので、内覧会開催の際は是非お越しください!
お久しぶりです、5月号の自然塾便りでお会いしました鳥居です。自然塾便りでは、順番に各班の紹介をする予定になっており、今月は整備班のお話をします。
ストーンズ自然塾プロジェクトは入社4年目までのスタッフが中心になっていることは5月号でお話ししましたが、そこから作物班・整備班・イベント広報班の3つに分かれ、整備班では主に農具や備品の管理、柵や通路の整備といった設備に関することを担当しています。
この記事を書いているのは7月なのですが、整備班では現在イノシシ対策を行っています。これからサツマイモが育つにしたがってイノシシの被害がでてきますので、その前にサツマイモを守る大切な作業です。どのように対策をしているかといいますと、まず畑の周りにトタンで目隠しを作って、その外側に電気柵を巡らせるというものです。これがなかなか重労働なうえ、慣れない道具に四苦八苦しながらの作業ですが、スタッフ一丸となってがんばっています。
整備班はこのように地味な作業が多いですが、収穫祭にご参加の際、元気に成長しているサツマイモ畑をご覧になりましたら、あんな作業をしていたんだなと思い出していただけると幸いです。
ここ数年で新型コロナウイルス対策として『非対面型・非接種型ビジネス』が注目を集めるようになり、IT・デジタル化がより身近なものとなりました。不動産業界は他業界に比べてアナログといわれており、IT・デジタル化の普及が特に遅れています。
2022年5月18日の宅建業法改正で、署名捺印が必要だった『賃貸借契約書』と『重要事項説明書』の電子契約が可能となり、これでオンライン上でお部屋探しから契約までが完結できるようになりました。
ストーンズでは、代表がIT企業出身なこともあり、3年前から様々なITサービスの導入及び開発に着手しております。現在は主にお部屋探しのお客様向けのサービスになっておりますが、電子契約の法改正もありましたので、順次そちらにも対応し、オーナー様の賃貸経営を便利にするために引き続き尽力して参ります。
COTTON CHIC
素朴な綿の質感が優しさと穏やかさを演出
今回『へやリノ』した物件は東急田園都市線『高津駅』徒歩1分の立地にある築39年のマンションです。前入居者様が長年入居していたこともあり、設備交換を含めた大がかりなリノベーションを行いました。
間取りは1LDKで、駅からは近いのですが、大通りから1本入った道で街灯が少なく暗いイメージがあったため、ターゲットを男性の単身やディンクスとして、シックで落ち着きのあるお部屋にしてます。
この物件のウイークポイントは、洗面台が無いことと、洗濯機置場が室外に有ることでした。そこで、部屋の一部を切り抜き洗面台を造作し、玄関部分の余剰スペースに洗濯置き場を設置しました。またLDKと寝室を繋ぐ間仕切りを採光タイプに変更して、寝室にも多くの明かりが入るようにしています。
リノベーションが完了してから直ぐに成約となりました。賃料は10,000円アップし、表面利回りも約4%と良い数字になっています。
リノベーションをご検討されているオーナー様は是非一度、ストーンズまでご相談下さい。