給湯器故障で賃料減額ってホント?
給湯器故障で賃料減額ってホント?
寒くなると入居者様から、『お湯が出ない』などの給湯器に関する問い合わせが増えてきます。給湯器が壊れるとお風呂に入れず、生活に支障をきたします。
更に、給湯器が故障してしまった場合、当日に復旧出来れば良いのですが、修理に必要な部品や給湯器本体を取寄せなければならない場合は復旧までに数日間かかり、その期間、入居者様には入浴施設を利用してもらったり、状況によってはホテルを利用してもらうことになります。
いずれにしても、入居者様には大変な不便をかけてしまい、オーナー様はその費用を負担しなければなりません。また、民法改正により3日間入居者様がお風呂に入れなくなると、上記ガイドラインを参考に算出した金額を減額したり、代替手段を提供する必要性が生じます。代替手段としては、銭湯代やホテル代の支払い、または同じ物件の空室を利用してもらうこともあります。
そうならないように、古くなった給湯器は壊れる前に、交換することがお勧めです。一般的に給湯器の寿命は、10年~15年です。また、一斉に給湯器の交換を行うことにより、金額を抑えることも出来ます。
本格的な冬が来る前に、ご検討されてはいかがでしょうか。ストーンズでは、ガス会社と提携して最大で50%オフのセールを行っています。交換をお考えのオーナー様は、ぜひ一度お声掛け下さい。
建築現場レポート日誌
現在工事中のストーンズプロデュース新築物件の現場状況を8月号に続きお伝えします!
5月末より工事が着工して7月末に上棟を迎え、現在は内装工事を行っているところで、工事は順調に進んでいます。また足場にストーンズオリジナルのシートを設置しました。会社理念である『賃貸を楽しくする』を通して『人と人、人と家、人と街をつなぎ、育む』の思いを込めて設置しています。
施主は、以前にもストーンズのプロデュースで新築を建てた方で、そのプロデュース物件のデザインや機能に惚れ込んでいただき、今回もプロデュースする運びとなりました。計画地の敷地は20坪ほどですが、駅からは近いために、単身者層をターゲットとして、『永く住んでもらえる賃貸』をコンセプトに設計をしています。
具体的には、床衝撃音の低減対策(初の試み)・単身者に人気の階段で上がれるロフト・リモートデスクの設置などを取り入れた木造3階建てのプランになっています。音や振動を低減することで入居者様の快適な住環境を確保し、永く住み続けてもらいたいと考え、設計しました。
また、オーナー様の女性にご入居してもらいたいという希望から、内装は女性に人気の高いフレンチシックデザインとしてます。
今回、ご紹介した物件は11月末頃に竣工予定です。内覧会も予定していますので、ぜひ一度、工夫を凝らしたストーンズプロデュース物件をご覧ください。
いまさら聞けない民法改正 vol.6
保証契約を締結する際の情報提供?
(民法465条の10第1項、3項)
さて、今回は『事業用の賃貸物件で保証契約を締結する際の情報提供義務』についてのお話です。『事業用』に限るのですが、オーナー様が『個人』の保証人(連帯保証人)と『保証契約』を締結する場合には、あらかじめ借主は保証人に対し、以下の情報提供をしなければならない!ということが義務化されました。
① 借主の財産や収支の状況
② 借主の家賃以外に負担している債務の有無・金額・履行状況
③ 担保として提供しているもの(予定含む)があればその旨とその内容
この法律の目的は『保証人の保護』とされています。これまで、居住用と比べ、家賃が高額になることが多い『事業用』では、借主の親戚・友人などの第三者が、借主より『迷惑はかけない』などと頼まれ安易に保証人となり、多額の債務を抱えるケースがありました。このようなことから保証人を保護するために追加された規定となります。
また、保証人は、以下の要件を満たすときには、保証契約を取り消すことができる!という規定も加わりました(民法465条の10第2項)。
① 借主が保証人に情報提供をせず、または事実と異なる情報を提供したことにより保証契約が締結された
② それをオーナー様が知り、または知ることができたとき
この規定により、今後オーナー様は、借主から保証人に対して、正しく情報が提供されたかどうかを確認することが必要になりました。理想は、借主よりオーナー様と保証人が一緒に説明を受け、そのやり取りを記録に残すようなことが想定されますが、あまり実務的ではありません。
そのため、オーナー様は、保証契約が取り消されることの無いように実務的な対策を講じる必要があります。事業用物件を所有されているオーナー様に限るお話ですが、重要度の高い改正となります。まだ対策を講じていない、具体的な対策が思い浮かばない。そのようなオーナー様は、ストーンズまでお気軽にお問い合わせください。
withコロナのお部屋探し
こんにちは、企画広報室の山本です。今回はストーンズ仲介部のスタッフに『コロナから約1年半…お部屋探しはどう変わった?』かを聞いてみました。
ストーンズ溝の口店・二子新地店・用賀店でエリアに関係なく、各店舗に共通して言えることは『お部屋を広くしたい』というお客様が多いことでした。これは昨年の記事でもお伝えしていますが、リモートワーク・オンライン授業などの影響もあり、ここ1年間では更に増えたといえます。『1人暮らしでも、2部屋欲しい』『駅から離れてもグレードのいいお部屋』など、バス便物件や郊外に物件をお持ちのオーナー様は、その変化を肌で感じているのではないでしょうか。これは、住居だけではなくテナントも同じで、収入減により家賃を下げたいという方は多くなったようです。
閑散期であるこの夏に関しては、例年よりは反響数が伸びました。これはお部屋にいることが多くなり、ポータルサイトの閲覧数も多くなったのだと考えられます。ポータルサイトに情報を入稿する担当スタッフによれば、【アピールコメント】の幅が広がったとのことで『リモートワークのデスクが置ける!』など、これは今までとは違った視点です。
現在、7割のお客様は【オンライン契約】をしていますが、【リモート内覧】に関してはまだ求めるお客様が少ないようです。画面越しでは分からない雰囲気などを確認したいという方が多く、遠方でどうしても来れない方はリモート内覧を希望されるようです。
最後に、リビングアドバイザーにコロナ禍で意識をしていることを聞きました。『お部屋を探すという行為自体、新生活に向けての期待感があり楽しいことだと思います。コロナ禍の中、リスクを負って来店するお客様に『それだったら見に来なかった』と思われないよう、事前にメリットだけでなくお部屋のデメリットをしっかり伝えるようにしています。信頼を積み重ねていき、楽しくお部屋探しをしてもらいたい。それはコロナ前と今で変わりません。』と話してくれました。
以前にもお知らせをしたライトリノベーション『カラーズ』の施工が、早くも10部屋以上とオーナー様からご好評をいただいています!
『カラーズ』は、天井と壁1面の計2面のアクセントクロスとダウンライトの施工および募集のプロモーションをセットにしたパッケージ商品です。価格は6畳タイプで11万円からとなり、あまりコストを掛けずにデザイン性の高いお部屋にリノベーションできます。
Before
After
その結果、再募集時の家賃を上げて募集できたり、類似物件との差別化で空室期間を短縮できる効果が見込めます。導入後のお部屋では、平均で約2,000円、最大で4,000円の家賃アップが実現できています。
『カラーズ』の詳細についてはもっと知りたいオーナー様は、お気軽にストーンズまでお問い合わせください。