今回【へやリノ】をしたお部屋は東急田園都市線『高津』駅から徒歩６分、RC造の１DK、広さは26.46㎡です。繁忙期期間に、長い間住まわれていた方が退去し、大幅なリフォームを行うか、和洋変更程度にとどめるかオーナー様が悩んでおりました。7.5畳の和室に、4.5帖のダイニングキッチンと広めの間取りですが、お風呂は３点ユニットバスのために繁忙期といえど苦戦をしそうなお部屋でした。そのため、家賃を上げて早期成約できるリノベーション工事のご提案をしました。　

　ターゲットは、社会人の20代後半〜40代の男女で、単身物件が多いエリアのため、どのような差別化をするかが重要です。コンセプトは『 Gentle Room – type Black Vintage – やさしいブラックヴィンテージなお部屋 』です。建物外観のブリックタイルがもてなすヴィンテージ感が好きな人に向けた、やさしく包み込まれるようなヴィンテージルーム。かっこよく、意外とどんなインテリアとも相性のよい織物調のブラックの壁紙を使用しています。ブラウンが混ざっていて、光が差し込む角部屋と相まってあたたかい印象となっています。内見に来る方々揃って、『ブラックの扉がかっこいい！』というお声をいただきました。アンティークガラスにより、今まで日が入りにくかったダイニングにも光を取り込むことができています。住む人の記憶に残り、長く愛されるお部屋になると嬉しいです。